占趣会｜ 電話占いサンジュエル (ルーン占いの紹介ページ)

ルーン占いの起源や歴史については諸説あるようだが、いずれにせよ古代ゲルマンと北欧の文化を背景に考えられた占いのようである。
ルーン文字は呪術や儀式に用いられた神秘的な文字と紹介されることもあるが、実際には日常の目的で使われており、ルーン文字で記された書簡や荷札なども多数残されている。
呪術や占い等にも用いられていたがようだが、それらが盛んに行われるようになったのは、ラテン文字が普及し、ルーン文字が古めかしくいかにも神秘的に感じられるようになった時代に入ってからのようである。

ルーン占いの基本にあるのは、占いをおこなった際、一見単なる「偶然」に出てきたように思われるルーン文字は、質問者に対してなんらかの意味を持つという考え方である。
占い方は、大きく分けてふたつある。
ひとつは「キャスト」する方法。小枝を放り投げて、その偶然に落ちた場所との関係で占い結果を導き出す方法。
もうひとつは、「スプレッド」する方法。ルーンバッグ（ルーンを刻んだ石を入れておく袋）の中から適当に石を選び、ルーンを一定の配置に並べて占い結果を導き出す方法。
このスプレッドする方法の場合、タロットのようにルーン文字を描いたカードを使うこともある。

ルーン魔術とは、ルーン文字を用いて行われる北欧由来の魔術である。
ルーン魔術は、現代におけるアサトルの信仰や、古代のある時期のチュートン人の部族が奉じた北欧・ゲルマンの宗教と歩みを共にしている。
ルーン占いによる解釈とは対照的に、ルーン魔術は基本的に能動的である。
ルーン魔術はルーンを扱い、ルーンを活用してルーンが表す諸元型を基にして外的世界に影響を及ぼすのである。
ルーン魔術は、個別のルーンの一部、または全部を刻み込んだ、自分で作るかした物体を所持することを必要とする。
これは物理的には板 (staves) として知られるものであるが、実際にはルーンの云わばエネルギーを働かせるためのものである。